初心者セシルの競馬攻略ブログ

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NHKマイルカップ回顧 馬の力を信じた好騎乗

どうも、上林セシルと申します。今回は5月10日(日)に行われたGⅠ、NHKマイルカップについて回顧をしていきます。

 

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NHKマイルカップを制したラウダシオン(右)、2着にはレシステンシア(左)が入った。参照:JRA日本中央競馬会

 

 

 

レース展開

まずは戦前の予想通りにレシステンシアが内枠を生かしてハナに立ち、逃げる構えを見せます。そのまま単騎で逃げるかと思われた所に、11番枠からラウダシオンが少しかかり気味ながら並びかけそのまま2番手に付き、その後ろに6番ギルデッドミラー、2番タイセイビジョンのような並びでスタートしました。人気の一角である14番ルフトシュトロームと17番サトノインプレッサは最後方からの競馬となりました。前半800m通過タイムは46秒0とレシステンシアの能力や現在の東京の馬場状態を考えると少し遅いようにも感じられました。 

レースはミドルペースのまま淡々と流れ、最後の直線へ。逃げるレシステンシアに対し、残り400m地点でラウダシオンが併せに行き、残り200mで抜き去りそのままゴール。最後は1馬身半差をつけラウダシオンが優勝、タイムは1分32秒5。2着には最後まで抵抗したレシステンシア、3着にはギルデッドミラー、ハナ差で4着タイセイビジョン、5着には残り200mから進路が開いて差してきたルフトシュトロームという結果に。

 

 

レースの感想

まずは勝ったラウダシオンとデムーロジョッキーを讃えたいと思います。他の馬はレシステンシアと序盤から競るのを避けていたように見えましたが、ただ一頭絡みに行き、レシステンシアの2番手という好位をゲットしました。最終的な着順から見ても、スタートから前にいた馬が上位を占めているので、ここでの好判断が勝負を決したと言えるでしょう。9番人気と人気は低かったにも関わらず、レシステンシアに恐れをなさずに馬の力を信じて勝ちにいったデムーロジョッキーの好騎乗、それに答えたラウダシオンに拍手を贈りたいです。

レース自体は1分32秒5とここ5年の平均に近いタイムでした。しかし上がりの勝負とはならず、スタートで前にいた馬がそのまま上位にくるという前残りの競馬となりました。これはレシステンシアが無理にペースを上げずにミドルペースで走った事によるものでしょう。先行勢には比較的楽なペースで、差し、追い込み勢にとっては前が開かない辛い競馬になりました。また最後の直線は強い向かい風が吹いていたのも最後の直線にかける差し、追い込み勢には文字通り逆風になった事でしょう。

 

 

印の振り返り

私がつけた印と買い目は最終的にこうなりました。

本命◎2 タイセイビジョン(4着)

対抗○8 サクセッション(14着)

単穴▲3 レシステンシア(2着)

連下△4、6 プリンスリターン(15着)ギルデッドミラー(3着)

注☆11、14 ラウダシオン(1着)ルフトシュトローム(5着)

(本命軸にワイド流し、金額は300円ずつ合計1800円)

 

本命◎2 タイセイビジョン(4着)

勝ちを意識していつもより前目で競馬をしましたが、最後はギルデッドミラーにかわされなんとか差し返そうと粘るものの惜しくも4着となってしまいました。馬券の軸として買っていたためとても残念でした。競馬にたらればは使いたくないのですが、スタートでもっと勝負しに言ってラウダシオンのように2番手を取れていたら、ギルデッドミラーと馬番が入れ替わっていれば、と思わせるようなレース展開となりましたが、現状での持てる力を出し切ったいい競馬をしたと思います。

 

対抗○8 サクセッション(14着)

関係者の話によると、ゲート裏でパニックを起こしていた、との事で、レースで力をだせる状態になかったのでしょう。事実、見せ場なく14着に終わりました。まだまだこれからの馬だと思いますので秋以降の巻き返しに注目です。

 

単穴▲3 レシステンシア(2着)

桜花賞の疲れもある中、現状の持てる力は出すことが出来たのではないでしょうか。個人的にはもっと後続の脚を使わせるような逃げをしても良かったと思いますが、今回の状態ではこれが精一杯だったのでしょう。いずれにしても高い能力は見せてくれたので、休養してまた秋の競馬を盛り上げてほしいです。

 

連下△4、6 プリンスリターン(15着)ギルデッドミラー(3着)

プリンスリターンは見せ場なく15着でした。出負けしてそれを取り返そうと出していったものの結果的にチグハグなレースになってしまいました。

ギルデッドミラーは3着でした。この馬も早めから前につけてラウダシオンと同じくらい良いレースをしていました。ゴール前ではタイセイビジョンと競り、牝馬ながらも見事に競り勝ちました。オルフェーヴル産駒の牝馬ということで今後のさらなる成長が期待できます。

 

注☆11、14 ラウダシオン(1着)ルフトシュトローム(5着)

 ラウダシオンには驚かされました。穴で2,3着はあるかなと予想していたのですが、まさか勝ちきってしまうとは。今後も人気薄のデムーロジョッキーには注意しなければと思わされました。

ルフトシュトロームは枠順から展開が向かないだろうと考え直し、評価を下げたのですが、まさにそのとおりの結果になりました。しかし最後の直線、なかなか進路が開かなかったものの、5着まで順位を伸ばしてきたのは力の証明だと感じました。次走以降に注目です。

 

 

 

さいごに

馬券は外してしまったもののレース展開や、前残りの馬場を読んでの予想は自分なりには出来たほうだと思いますので、来週以降からもこの方向で頑張って予想していきたいと思えたレースでした。