NHKマイルカップ最終予想(のようなもの)
どうも、上林セシルと申します。
今回は5月10日(日)に行われるNHKマイルカップの自分なりの最終予想をしていきたいと思います。
まずレースの展開予想ですが、レシステンシアのハイペースからミドルペースでの逃げでやや縦長、前目の馬が多い隊形で進むと予想しています。レシステンシアがハナを切れなくとも比較的速いペースでレースは流れるでしょう。前半の800mは45秒から46秒台、1000mは57秒から59秒台と見ています。その後は直線に入り、勝ちタイムは1分33秒台前半ぐらいの決着となる予想です。
印ですが、結論から述べます。
本命◎2 タイセイビジョン です。
ここまで5戦して3勝2着2回と安定感を見せていて、GⅠ朝日FSも2着と強さを見せています。東京も1400m戦ではありますが、レコード勝ちを収めている事から東京コースへの対応も出来ると見ています。また朝日杯でのタイムも1分33秒4と、時計面でも今回の展開には嵌りそうな一頭です。
不安点は2つ。
適距離は1400mではないかということと、あまり後ろからでは今の東京コースでは差し届かないのではないかということです。これまでのレースを見てみますと、展開面で恵まれてきた感が少しありますので、今回はどうかなという所が正直な感想です。
しかし能力はある馬だと思いますので、内枠を生かして好位から中団位のポジションをとりつつ競馬ができれば3着以内には入る確率は高いのではないかと考えています。
続きまして、本命と同じくらいの自信度ですが
対抗○8 サクセッション です。
ここまでマイル戦で3勝と良い結果を残してきている馬です。前走で皐月賞への切符を掴んだもののNHKマイルカップを選択したことからもこのレースに賭ける陣営の意気込みや自信が伺える一頭です。ハイペースのレースにも勝利しており持ち時計も1分33秒4と申し分が無いです。前走は1000m通過が63秒2とスローペースでこの馬に向かない展開になりながらも3着に粘り込んだことからも能力の高さが伺えます。
この馬自身は瞬発力というよりかは速い脚の持続力というのが武器の馬なので、出遅れたりスローペースにならなければ勝ち負けできる能力はあると感じています。
8番枠と絶好の位置を取ることが出来ましたので前目につけて粘り込みを図ることが出来るのではないでしょうか。
次はこの馬です。
単穴▲3 レシステンシア です。
言わずとしれた2019年の阪神JF優勝馬で今年の桜花賞2着馬です。
やはり今回の中心はこの馬でしょう。この馬を中心にレースの展開が左右されるのは間違いないです。前走の桜花賞では17番枠でしたが今回は3番枠と絶好の枠ですので、すんなりとこの馬の持ち味であるハイペース逃げを披露出来るでしょう。そうなると阪神JFのように圧勝ということもあり得る1頭だと個人的に思います。(桜花賞はデアリングタクトが規格外すぎた)
しかしなぜこの評価になるかというと、やはり不安点が多いことが挙げられます。
まずは東京への遠征が初経験ということでしょう。この馬自体には東京競馬場は合うとは思いますが精神面への負担がどのくらいかかってくるのかということでしょう。また阪神競馬場への輸送でも体重が大きく減るということなので状態面も心配な所です。
つぎに桜花賞での疲労が残っているのではないのかという点です。桜花賞当日はひどい雨で馬場がものすごく荒れていましたから、馬へのダメージというのは相当に大きかったと思います。事実、最後の3ハロンは38秒2と止まりかけていましたから、相当に疲労しているものと思われます。
このように目には見えない、データでは見えてこない不安点が多くありますのでこの評価となりました。このような場合は本命にはしないほうが精神的に楽だと思いますので、単穴にしました。(この馬が勝ったら勝ったでやっぱり強かったなと思えるので)
それ以降は、
連下△4,6,14 プリンスリターン、ギルデッドミラー、ルフトシュトローム
注☆10、11 ハーモニーマゼラン、ラウダシオン
としました。
最終予想はこのようになります。前に行って持ち味が出そうな馬、流れるペースに対応できそうな馬を中心に評価しました。
買い目はまだ決まっていないのですが、大きくは買わないと思います。(来週ヴィクトリアマイルのスカーレットカラーに残しておきたいので!)
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。皆さんの健闘を祈っております。